「Knee Pleated Baggy Pants」は、バギーパンツをベースに可変的なニープリーツを組み合わせ、ミニマルながら立体的なカーブレッグの美しいシルエットを生み出すのが特徴です。
さらにミリタリーやワークウェアの機能性・ディテールを融合し、異なるカテゴリーの要素のデザインを再解釈しています。
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「Knee Pleated Baggy Pants」は、バギーパンツをベースに可変的なニープリーツを組み合わせ、ミニマルながら立体的なカーブレッグの美しいシルエットを生み出すのが特徴です。
さらにミリタリーやワークウェアの機能性・ディテールを融合し、異なるカテゴリーの要素のデザインを再解釈しています。
上 175cm Large ,下 168cm Medium
ニープリーツは過去に収集してきた90~00年代の様々なアーカイブの中で時々見かけて、興味を惹かれるディテールでした。
リーバイスのシルバータブや、90年代のスポーツウェア(近年ではテックウェアとも呼ばれます)、ミリタリーウェアなど、生地自体に伸縮性が乏しい場合に可動域の確保を目的として採用されたのでしょう。
左 175cm Large , 右 170cm Small
その大雑把なアイデアに歴史を感じます。過去の地点においては最新形だったものが、時間の経過とともに異なる意味合いと文脈を帯びて評価し直される。そのねじれのような感覚も、ファッションを好む方にとってはおなじみでしょう。
Fabric / 13oz Cotton Twill
Color / Faded BLK, Faded WHT, Over-dyed Grey
Size / Small, Medium, Large.
Knee Pleated(膝プリーツ入り)パンツは、もともと可動域の向上と快適性を目的に生まれたデザインです。膝部分に余裕を持たせたり、関節に沿った縫製を施すことで、生地が張りすぎることなくスムーズな動きを可能にしました。この技術は、まず軍服や作業着に取り入れられました。
The Supermodern wardrobe (2002 / Andrew Bolton )
FASHION ARMY
(2024 / Matthieu Nicol )
1960年代に登場した米軍のM-65フィールドパンツは、膝にプリーツを入れることで動きやすさを確保した代表的な例です。兵士が戦闘や移動時にスムーズに動けるように設計されており、この機能性が広く評価されました。
また、登山用パンツやワークウェアでも関節膝構造が取り入れられ、膝の可動域を広げるためにダーツやパネルの追加が一般的になりました。
1990年代後半から2000年代初頭にかけては、軍事・アウトドア・モトクロスといった分野のウェアから影響を受けたテック志向のブランドが、関節構造を取り入れた未来的かつ機能的なパンツを相次いで発表しました。
こうした流れにより、膝プリーツ入りパンツはストリートファッションやテックウェアを象徴するディテールとして定着し、現代のスタイルに欠かせない要素へと進化しました。
ファッションにおいて、過去のディテールやデザインが再評価されることは珍しくありません。単なるリバイバルではなく、その本質を捉えながら「今の時代に適した形」へと再構築することを重視しています。
Knee Pleated Baggy Pants は、90〜00年代のアーカイブをベースに、現代のシルエットと機能性を取り入れたプロダクトです。
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