元々ミリタリーウェアを扱っているFIFTHでは、10年以上前から各国のリアルツリー柄を扱ってきました。
ロシアでは中綿入りのワークJKTやムートンベストの表地にリアルツリーが使われていたり、イタリアではハンティングジャケットとしてのリアルツリー、米国南部ではWaffle Houseのマーチとして作られたリアルツリーCAPなど、さまざまな国のリアルツリーを扱ってきました。
2020年以降、特に米国でリアルツリーがファッションの文脈で扱われるようになり、そこから本格的に今回のリアルツリーの企画がスタートしました。 企画からリリースまでに2年半以上かかった理由は、プリントの質感へのこだわりにあります。
企画当初にサンプルをプリントすると、現在のプリント技術は堅牢度が高く、洗いをかけてもプリントが剥げづらいため、どうしてもギラギラとした新品のリアルツリーになってしまいました。
しかし自分達は古着で見られるような、プリントが剥げ、経年劣化によって自然にフェードしたリアルツリーの雰囲気に最後までこだわりました。そのため何度も現地のプリント元を訪ね、「そんな加工はできない」と言われるほどフェード感の表現にこだわり、結果として、様々なブランドのリアルツリーと比べても、フェード感はかなり強く表現できていると思います。
ギラっとしたリアルツリーではなく、着込んだ古着のようにフェードした、より着やすいプリントに仕上がっているので、古着好きの方にも気に入ってもらえると思います。